遺産分割の際に起こりえる事例と対処法

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遺産分割は教科書通りに事が進まず、時には思わぬ事態に発展する場合もあります。
そこでいざという時の為の対処法について取り上げたいのですが、1件1件紹介するとキリがありません。
そこで中でもよく見かける事例を3つ取り上げ、それぞれの対処法について紹介します。

まずは相続人の仲が悪く、協議すら出来ない事例です。
どこの家庭も仲良しという訳では無く、顔も合わせたくない方もいらっしゃるでしょう。
遺産分割の話し合いは相続人全員参加が条件となっているので、困った問題でもあります。
もし協議が出来ない状況になっているのならば、家庭裁判所で決着をつけます。
裁判所では法律に基づいて遺産分割が行われるので、ぐうの音も出ない筈です。
裁判所での決着に満足がいかなければ、審判での話し合いになります。

被相続人の愛人の子供が登場して、相続を申し立てるケースもあります。
大事な人を失って悲しみに暮れる中で、愛人の子供が登場すればそれだけでも大パニックです。
しかも相続の申し出があったとあれば、どうしようもありません。
もし自分の子供であると認知されているのならば、愛人の子供でも相続の権利はあります。
ただし遺産分配は嫡出子の半分です。
子供には関係が無いと過去に裁判沙汰になったことがありましたが、結局は認めてもらえなかったという事例もあります。

遺産分割協議が無事に済みいざ手続きに入ろうとした時に、別の財産が見つかったという事例もあります。
理想を言えば一度に済ませたいものですが、人間が行うことなので見落としがあるのも当然です。
もし後になり別の財産が見つかれば、再び相続人同士で財産をどう分配するのか話し合うようにして下さい。

遺産分割の最中に何が起こるのかは、神様でも予測はつきません。
でも突然の出来事に慌てないよう、冷静に対処するようにすれば大丈夫かと思います。
ただ1人だけではどうしようも無くなった時は、専門家まで相談するようにしましょう。