遺産分割の準備

投稿日:

遺産分割の準備をするには、誰が相続人になっているのかの確認が欠かせません。
相続人となる人物は配偶者や血縁関係者ではありますが、他にも相続人に該当する人物が存在することも十分に考えられるので要注意です。
そして相続人の確認と同時進行で進めたいのが、遺産調査です。
そもそも協議を行う上で、遺産がどれほどになっているのか分からなければ先へは進めません。

被相続人の遺産を完璧に把握している人物は、被相続人本人であるのは紛れもない事実です。
銀行預金から不動産、ポケットの中に入っている小銭まで全て把握していることでしょう。
しかし相続が始まった時点において、流石に被相続人に直接聞くという訳には行きません。
ただ遺言書で遺産の在りかについて記していれば、まだ何とかなるかとは思います。
でも何もかも明確に記されているのならば良いのですが、記述漏れがあれば大問題です。
例え遺言書があってもなくても、遺産の調査は絶対に欠かせません。

ではどのようにして、遺産調査を行えば良いのでしょうか。
手っ取り早い方法と言えば、同じ屋根の下で暮らしていた家族に聞くことでしょう。
でも持っている財産全てを必ずしも家族に伝えているとは限らず、中には”隠し財産”のように持っていたかもしれません。
だから被相続人の家族だけでなく、広い範囲での調査が必要となります。
また不動産関係や預貯金であれば、登記や直接銀行に問い合わせるという手もあります。
もちろん借金をしていたかどうかも、誰よりも厳しい目でチェックするようにしましょう。

ある程度遺産の洗い出しが終われば、「遺産目録」に記していきます。
遺産目録と聞くとお金持ちだけのものと思われるかもしれませんが、どんな状況下にいる方でも遺産目録は必ず作成しておいて下さい。
そして遺産目録が完成すれば、相続人全員に確認してもらいます。
もちろん遺産分割の準備には他にも色々ありますが、相続人の確定と遺産調査は少しの間違いも許されないので要注意です。